【LETTER WEEK コラム】 – わたし宛に、手紙が届いた – vol.8
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『 ことばに ” ふれる ” 』
from インド
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わたしはインドの古いことばが好きで、学んでいる。
日本に暮らしていながら、なぜだかわからないけれど 惹かれるその響き。
込められた祈り。
ことばのもつ響きや祈りが 形をつくるとするなら、
今回の『旅先からの手紙』はやっぱりすごく、楽しみだ。
2019年、11月。
世界の紙を巡って旅をするゆいちゃんからの8通目の手紙は、インドから届いた。
手に取ったときから、あきらかに漂う、インド感。
切手の絵は、ヨガの太陽礼拝をしている。
ふっくらとした封筒に印刷された ギラギラした木も、たまらない。
中から出てきたのは 現地の新聞や、タラブックスのミスプリント。
チャイもはいっていた。
木に宿る生命力や神聖さを、大胆に表現するインド。
そのストレートさが好きだ。
インドのモチーフは、月、水、太陽、木、花、風。
そういった自然界のものが多い。
自然に神秘を見出す視点があまりに美しくて、
わたしはそのインドの古いことばを好きになった。
ことばが形になったものにふれられた よろこび。
世界各国から届く手紙にふれながら、わたしのよろこびに反応するものを
見つけるのは、すごく楽しい。
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手紙 送り主 : kami/ なみえゆい 『世界の紙を巡る旅』
手紙 もらったひと:栞や さなえ
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