読み物

【LETTER WEEK コラム】 – わたし宛に、手紙が届いた – vol.11

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『 ときめきと出逢う    

 from ラオス 
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「やっぱりこれ好きだ」に、なんども出逢うと嬉しくなる。

 

ラトビアの『芽がでるカード』、

インドの『木が描かれた封筒』に続いて、

今回届いた手紙のなかにも「これ好き!」が詰まっていた。

 

2020年、1月。

ゆいちゃんから届いた11通目の『旅先からの手紙』は、ラオスから。

 

厚みがあって、ふわふわした手触りの紙は、直感的にもう好みだった。

これまでふれてきたなかで、いちばんの立体感。

 

パステル色の繊維が模様みたいになっていて、均一じゃない紙質にわくわくする。

封筒そのものは、いちばんの好み。

 

紙についてなんの知識もなかったわたしが、好みまで発見しはじめていて、

自分でびっくりした瞬間。”旅先からの手紙効果” 。

 

封筒に続いて、中身にこれまた ときめいた。

 

出てきたのは、鮮やかな『葉っぱを漉き込んだ紙』。

なにこれ、かわいい..! と、

どの紙を見たときよりもテンションがあがった。

 

いのちの輝きを閉じ込めたような繊細さ。

写真で見るより、断然実物。

 

次に出てきたのは『生命の樹』が描かれたポストカード。

インドに続いて、木のモチーフにやっぱり心ときめく。

 

小さな銀色のスプーンだって、これまた可愛い。

 

むずかしいことばはいらない。好きなものは好き。

 

今回の手紙はときめきが詰まっていて、他のどの手紙よりもすこし、

勢い任せにしゃべっているとおもう。

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手紙 送り主 : kami/ なみえゆい 『世界の紙を巡る旅』

手紙 もらったひと:栞や さなえ

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