オープン2周年を迎えて。変わらないもの、変わっていくもの。

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買い出しに行くために靴を履き、玄関を出てすぐ違和感に気付く。

今日は確かに昨日より寒いけど、それを加味してもなんだか”顔”が寒くて、吐く息が白い。

ああ、マスク忘れてるや。

 

マスクの着用に限らず、この1年でいくつかの行動が習慣化した。

いろんなお店に入るごとにする手指消毒や、帰宅時の入念な手洗い と うがい。

そしてそれと引き換えに(という言い訳にしたいんだけど)、僕の早起きやストレッチの習慣は消えてしまった。

『栞や』のほうも、営業日を減らしたり、ネットショップを整えたりと、変化を余儀なくされている。

 

ちなみに個人的に一番変わったのは、店舗でのお客さんとの会話だ。

 

 

『栞や』は全国から旅人が訪れるこんぴらさんの麓にある。

だからコロナ前は「今日はどちらから来られたんですか?」という何気ない質問を皮切りに、お客さんの地元の話をいろいろ聞けるのが楽しかった。

けれど今では、同じ質問なのになんだかお互い身構えてしまうものになってしまった。

 

そうやって、生活もお店もコロナによって変化していく中、『栞や』はこの12月24日に2周年を迎え、3年目に突入する。

「3年目」といえば「飲食店の7割は開業から3年で廃業してしまう」と何かで読んだことがある。

ましてやこのコロナ禍。一層頑張らないと、と思う。

 

でも、待てよ。

 

果たして『栞や』は、”飲食店”なのだろうか。

 

 

確かにカレーを提供しているし、それを求めて来てくれるお客さんはたくさんいる。

でも、栞を買ったり、本の交換を楽しんだり、ワークショップのために来てくれる人たちもまた同様にたくさんいるのだ。

さらに、オンラインでコンテンツを楽しんでくれる全国の”タビビト”さんたちも増えてきた。

 

オンライン夏至祭にて

 

そういう人たちに、それぞれのコンテンツを楽しんでもらいながら、最終的に届けていきたいもの。

それは『栞や』が掲げる「人生という ひとり旅 を彩る」というコンセプトに込めた想いだ。

 

好奇心のままに挑戦や追求をしたり。

人や物との偶然の出会いから新しい世界に触れたり。

自分の感性で何かを表現したり。

 

『栞や』はそういうきっかけになるような場所にしていきたいと思っている。

 

そのために、表現や手段を変えたり増やしたりすることはあるかもしれないけれど、その軸はブレないように。

不変と変化のバランスをとりながら、「飲食店」という一語にまとめられない『栞や』を、引き続きつくっていきたい。

 

 

さあ、改めて、『栞や』は3年目へと突入です。

いつも想いを寄せてくれているタビビトのみなさん、本当にありがとうございます。

 

また、1月からは新たな仲間も加わってのスタート。

なかなか大きな声で「ぜひ来てください」と言いづらいのだけど、僕らはこんぴらさんの麓で待っています。

 

3年目もどうぞよろしくお願いします。

そして、Merry Christmas!

 

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この記事を書いたタビビト:
銀三郎

銀三郎

栞や Founder / Producer