“ひとり旅”に特化したゲストハウスへ。自分の生き方を見つめ、世界を楽しくするきっかけづくり

この記事をシェアする

こんにちは。栞やのライター、さなえです。

 

栞やはゲストハウスとしての建物はまだ建っていませんが、

構想段階から栞やの奮闘記は始まっていて、事件も何度か起こっています。(笑)

 

今日はそんな栞やの、ここまでの歴史についてお話しします。

 

当初の構想は、空き家を活用した民泊

「香川のこんぴらさんの近くにゲストハウスをつくりたい!」という構想がうまれたのは、2017年の9月。今からちょうど、8ヶ月前です。

 

当初は、空き家を有効活用すべく民泊をしよう!と始まった構想でした。

 

わたしは香川県出身なのですが、2017年の8月に

祖父母の所有する空き家がこんぴらさんの麓にあることを教えてもらいました。

 

最初は、「誰か住まんかなぁ?」という話だったのですが、

わたし自身、Airbnbで運営するゲストハウスで働いていた経験があり、

自分たちで古民家を改修して暮らすことの魅力も知っていたので、

民泊にすることを思いつきます。

 

空き家にして放っておくとすぐに家が傷んでしまうし、

こんぴらさんは観光地で、立地もバッチリ。

周囲に旅館はあるけど、もっと手軽に泊まりたい人はたくさんいるはず!

空き家を有効活用した方が、祖父母も嬉しいだろう。

 

そう考えました。

 

そして、空き家を使わせてもらう許可をもらい、

夢をいっぱいに膨らませて、わたしたちは手続きを進めていました。

 

まさかの民泊禁止!

保健所や消防とのやりとりなど、かなり具体的なところまで手続きが進んでいましたが、

まさかの家族からのストップ!

止むを得ず、民泊は諦めることになりました。

 

理由は、民泊に対しての家族の心配や不安のほうがまさってしまったこと。

 

たしかに、祖父母の空き家は広い家ではありません。

「複数の人が気軽に寝泊まりできる、ドミトリー(相部屋)での民泊をやりたい」という話を聞いて、頭の中でよくないことの妄想が延々と繰り広げられたんだと思います。

 

「宿泊 = 旅館やホテル」という考えが主流の土地柄や世代ということもあり、

「民泊でドミトリー」というスタイルを、両親たちは受け入れ難かったのでしょう。

 

ならば、もっと安全に配慮して、ドミトリーではなく一棟貸しにすることも提案しました。

それなら見知らぬ人同士が同じ家に寝泊まりすることはありません。

 

でも、もう「民泊 = 危険」というイメージで固まってしまっていたので、いくら話しても許可はもらえませんでした。

 

例えば、火事になったらどうするの?!とか。

(まぁ、そりゃ、その可能性はなくはないけど、それ言ってたらなんにもできない。。)

 

もちろん、やるとなれば消防設備等は十分に整え、保険にも入り、不測の事態に備えた人員を配置します。

それでも、いくら尽力しても、リスクを0%にすることなんてできないと思うんです。

これはどんな仕事であっても、どこに旅をするのであっても、同じことが言えるはず。

 

、、、わたしとぎんちゃん、悲しみに明け暮れます。。。

 

実現したいことを否定されて、当時はめちゃくちゃ落ち込みました。

 

こんぴらさんでできることの可能性にワクワクして、土地を購入

民泊禁止の事件があって、あらためて香川の琴平でわたしたちがやれること・やりたいことを考えるきっかけになります。

正確には、より熱が入ることになりました。(笑)

 

こんぴらさんの麓に、ゲストハウスができたら面白くなる!という予感

もういっぱいになっていたからです。

 

そして、この際ゼロからゲストハウスを作ってみよう!ということで

2017年12月、たまたま空き家のすぐ近くに売りに出ている土地を見つけ、土地を購入するにいたりました。

 

祖父母の空き家も、わたしたちが住むことには快く貸してくれるので、

そこを拠点として、近くの土地でゲストハウスをつくるにはピッタリです。

 

空き家が使えなくなったことで、より柔軟にワクワクするものを作れる土地に出会いました。

いまとなっては、民泊を反対されて良かったのだろうなと思っています。

反対されることで、より自分たちの軸が明確になり、アイデアを思いつくことがあります。

 

琴平に関わるようになって、

 

・観光地としての魅力はあるが、それに依存している体質があること

・価値観の偏りがあること

 

そんなことにも気づきました。

 

だからこそ、

新たな価値をつけて発信するゲストハウスの可能性にワクワクしています。

“ひとり旅”に特化したゲストハウスが作りたい!

こんぴらさんという、神聖で歴史ある場所。

多様な価値観の融合する面白さ。

自分の生き方を見つめ、自分と向き合うきっかけづくり。

 

そこからヒントを得て、わたしたちが作りたいゲストハウスのコンセプトは、

ひとりになれるゲストハウス

と考えました。

 

自分の生き方を見つめ、自分と向き合うことでなにがいいのか?

 

それは、

自分の気持ちに素直に生きる人が増えれば、

その人にしかできないものが生まれ、世界はもっと面白くなると思ったから。

 

 

 

生き方の選択肢や多様な価値観をまずは知ること。

そして自分に置き換えたときに、素直な自分の気持ちが見えてくる。

 

それを実現する手段として、ひとり旅はもってこいなんです。

 

「一生に一度は一人旅をするべき」 専門家が挙げる5つの理由によれば、

自分を知ることができる
一人旅は、自分自身の本音に耳を傾け、自分の進みたい方向を明確にする機会になる。自分自身の決断についてよく考え、今の自分を形作っているのが何なのかをより良く理解することができる。短い時間でも一人で過ごすことで、自分自身を見つめなおし、自己発見につなげることができる。

新たな出会い/友人ができる
一人でいることが好きな人にも、旅行中には新たな友人ができるかもしれない。旅行は心が躍るような冒険、意義ある経験になる。知らない人や異なる文化に接する機会を与えてくれるものだ。出会った人から、人生を変えるような影響を受ける可能性もある。最近では、アプリを通じて似たような好みを持った旅行者たちと知り合うこともできる。

 

ほかのサイトを見ても、ひとり旅の醍醐味に必ず入っているのが

 

・ひとり旅だからこそ、自分を知ることができる

・ひとり旅だからこそ、出会える人がいる

 

ということ。

 

これは、わたしたちの実体験からでもそうだと思っているし、

どんなスケールであれ、ひとり旅で起きることの力を信じています。

 

ひとりで泊まれるゲストハウスのこだわり

宿泊スペースは小さな小屋

いろんな価値観にふれたあとは、自分だけの時間をしっかり確保。

ものを書くのに集中できる空間が理想。

 

気軽に交流できる仕組みづくり

キャンプに訪れたとき自然があることで人との距離が縮まることを体験しました。

自然が近くにあることや、一緒になにかをすること。

たとえば、焚き火の火を育てたり、マシュマロ焼いてもいいなと思う。

 

あとは、「ひとり旅の人だけが来る場所」と振り切ってしまってもいいのかなと思います。

「みんな一人で来ている」と思うと、お互いに話しかけやすさもアップするはず

 

あと、ひとり旅を楽しめるという共通点を持っていることもいい。

栞やに関わるメンバーも基本的に、ひとり旅が好き。

 

人の生き方や価値観を発信しながら、栞やを育てる

コンセプトにしろ、ゲストハウスの空間づくりにしろ、

 

『栞や』として、どうあるべきか?

どんな価値を提供できるか?誰にとって必要なのか?

ということを話し合う時間を随時とっています。

 

そのきっかけになるのは、やっぱり人の価値観に触れたとき。

 

栞やでインタビューを記事にして発信しているのには、理由があります。

それは、人の数だけ生き方があって、その物語を聞いてみると

新しい視座を持つきっかけがあったり、人生の道しるべになったりすることがあるから。

 

基本的に、インタビューのときには代表のぎんちゃんとわたしが一緒に同行します。

これまでのインタビューを振り返って実感しているのは、

栞やをつくるうえで、自分たちの価値観がより具体的で明確になってきているということ。

 

民泊をしたい!というときには考えもしていなかった、自分たちの核になる部分、

『自分の生き方を見つめる場所をつくることで、世界を楽しくすること』にどんどん近づいている気がしています。

今後も栞やは話し合いを重ね、構想を練っては、変化していくだろうと思います。

また、随時お知らせできればと思うので、どうぞよろしくお願いします!

 

この記事をシェアする
この記事を書いたタビビト:
さなえ

さなえ

栞や Founder / Producer プロフィール詳細